(※えろですよー。自己責任で読まないとメッ★だZO!)(お前がメッだよ)


「マーシャルのーにおーいでとんじゃってー大変さーあ 毎晩絶頂にーたっしてーいるーだけー」
「てめ、真面目に課題終わらす気あんのか あと変な歌うたうなエロ」
「エロじゃないもん椎名林檎だもーんってかわたしうたわないと勉強できないんだー」
「…(えええうぜぇ…)」

「ピザ屋のかーのじょにーなってみーたい そしたらベンジーあたしをグレッチでぶってぇえええ」
「てめ、ほんとに課題終わらす気あんのか あと何だそのピザ屋の彼女になってみたいっつーのはオレにピザ屋で働けつってんのか」
「ええ獄寺にピザ屋とかちょうにあわねーな!ねぇねぇ獄寺ベンジーって誰かなそしてグレッチって何かな」
「しらねーよお前下らないことばっか言ってねぇでまじ勉強しろよタコ人が折角教えに来てるのにてめぇは」
「勉強もしてるよ!でも頭の中に椎名林檎が流れてるんだもんうたわないと頭の中が椎名林檎に支配されちゃうよ」
「(あほかこいつ)」

「アオカンで イってちょうだい 終電で帰るってばぁ いけぶくろ〜」
「おい 終電で帰れると思ってんじゃねーぞ

※獄寺が怒りました









「ごめんねごっくんわたしが悪かった わたしが悪かったからここでは止めて知っての通り一人暮らしの貧乏アパートというのは壁が薄いんだよ
 ギシギシあんあんしたらとなりに聞こえちゃうの」
「じゃあてめーが声出さねぇようにしろ 正直オレにはてめーの大学の課題なんてどうだって良いしなもう大学止めろそして十代目にお仕えしろ」
「いや別にお仕えしたいのは山々なんだけど大学くらい卒業したっていいでしょ?!どうしてそんなに怒ってるのごっくん!」
「ハァ?別に怒ってねェよ むらむらしてるだけ」
「ギャーっスこのひと変態だよ!どうして一緒にこたつに入って勉強してるだけでむらむら出来るの?!男は狼!」
「あぁ?こたつん中でむやみやたらと足からませてきたりエロい歌うたってたのは何処のどいつだ
「だって寒かったんだもん!あと狭かったんだもん!てか別にえろくないよ椎名林檎はえろくきこえるおまえがえろいんだよ」
「なぁさっきお前が歌ってたうた、タイトルなんていうんだよ」
「え、『丸の内サディスティック』」
「エロッ」

※やられそうです








気がついたらわたしの方に来てた獄寺におもくそ壁に追い詰められてキスされました。なにせわたしは貧乏大学生、部屋は狭いわ暖房器具はこたつしかないわ、外食は月に一回給料日の後にというリアル節約生活を送っているのでえーと何の話してたっけ?ああそうそう部屋が狭いので逃げようにも逃げられない。こたつしか暖房器具が無いので無理やり体を炬燵から引っ張り出されるとひどく寒い。必然的に熱源を求めて手近に居た獄寺にしがみつくんだけどそれで益々このバカ寺が調子こいてセーター脱がしにかかってくるし、もう散々です。どうしよう、明日大家さんに「ちゃん昨日はお盛んだったわね〜」とか言われたら。もう家賃払いにいけない。そしたらこの部屋に住めない。そしたら路頭に迷うしかない。となると獄寺とやる場所がなくなって本当にアオカンでイってちょうだい状態に…!嫌だよ獄寺わたし小心者だから外とかホント無理なの!あと声とかも全然我慢できないからね。「ごっごっごくでらー!」って思いっきり大声でいうからねとなるとお前の社会的立場も危ういと言うわけだ参ったかこの万年発情マフィア!昔の手を繋ぐのだけで冷や汗をかいていた純粋なお前が懐かしいよ…苦い香りのする煙草の味のキスだけが昔のまんまね。(まるでうたの文句だ)

「ひっ、やぁ!ご、ごくっ!冷たい、あんた、手ぇ…」
「お前の部屋に暖房がねーからいけないんだよ。引っ越せこんなとこ」
「こ、こんなとこしか借りられないのよ金ねーから!家賃は安いにこしたことねんだよ」
「オレの部屋なら家賃タダだぜ?」

えっなにそれ住んで良いって事?って聞こうとしたらとすんと畳の上に倒されたので聞けずじまいだった。つか畳つめてーんだよ!配慮しろバカ寺!ぞおおっと寒気がして、がちがち震える。歯の根が噛み合わない。青褪めた顔で獄寺を見上げたら、「何だか強姦してる気分だな」と真顔で呟きやがった。あほか!寒いだけだ!

「むりむりこんな寒いとこ寝ながらエッチなんて無理 せめて布団敷いてよごっくん」
「…、じゃあオレが下で、お前がうえになる?そんなら寒くねぇだろ」

いやどうしてそこまで布団を敷きたがらないの。いいじゃん別にしけば。ってかそれってわたしがごっくんの上に乗って動いたりしないといけないってこと?何で此処へ来てそんなニュープレイを提案してくるのかなごっくん。わたしがええ…って明らかに引いた顔をしていたらごっくんに頬っぺた引っ張られた。いてぇー!ほんと最近のこいつ調子乗っててむかつくぜー!!むかしはあんなにチェリーチェリーしてたのに年々サディスティックになっていきやがる。でもほっぺた抓られて「いひゃぁっ」とか言っちゃうわたしも年々マゾヒスティックになっていってる気がする。え、それってどういうこと?わたしが獄寺に開発されてるってこと?どうしよう強ち間違って無さそうで恐ろしい。

「なに?!なにごっくん!ちょういてぇほっぺ!」
「おまえって虐めたくなる顔だな」
「やだもうこのひと同じ部屋にいたくない!貞操がなんこあってもたりないわー!」
「貞操ならずいっぶん前にオレが頂いただろ」

セーターの襟首をまるでケンカの如く掴まれて、無理やり倒されたから横になってたのに今度は無理やり起こされた。な、なあ?!そのままセーターを上までまくりあげられて、ぶっちんとホックが外される。早!つーか電気、電気消してない!隠す前に両手首を捕まえられて、べろんと赤い舌を出した獄寺に脇腹からべろーっと舐められた。ひ、ひぃ!

「今日わたし風呂まだ!」
「知ってる」
「う、うそお…っ ひ ぁ」
「お前、胸おっきくなんねぇなぁ」

うるさいだまれ!っていおうとおもったのに、ちゅうちゅう獄寺がわたしの、ち、ちくび(…)を吸ってくるのでまともな言葉が発せなくなってしまった。う、うわああ!ぎゅうっと目を瞑ってどうにか声を出さないように力を入れていたら、獄寺がわたしの手首を束ねていた手を離して、そのままわたしのジーパンを脱がしにかかってきた。ええ、ちょお、本気?!ってか早い!早いよ獄寺ま、まだなんにもはいんない…いやそれ以前にすごく寒い…ぞわーとまたしても鳥肌がたって、むねのさきに触れてる獄寺の舌だけがやたらと熱い。気持ちよさからか寒さからかわかんないけど、かたくなった先っちょを甘くかまれたら、尻尾を踏まれた犬みたいな間抜けな声が出た。ほ、ほんと大家さんにきかれ、ちゃう…。

「い、たぁ…あっ、獄寺あ、噛んじゃ、や…」
「ん、悪い、痛かったか?」
「ん、んん、痛くない、けどぉ…」

まずい、頭の悪そうなしゃべりかたしか出来なくなってきた!マゾの欠点と言うのは、虐められていると勝手に自分がその気になってしまって、大したことしてないのにきもちよくなってしまうところなのだ。う、うーやばい今の、獄寺、のかお…!絶対わたしが痛くされて喜んでるの、み、見抜いてる…サディスティック!ちゅ、中坊の頃は、あ、あと高校の最初の頃は、わ、わたしが痛いってちょっと言っただけで、本当にこっちが心配になるくらい狼狽してたのに、今は満足そうに勝ち誇って笑ってるんだから、ひとってかわるもんだ…。これもわたしが獄寺と愛のあるせっくすを繰り返してきたたまものだと思うんですけどどうでしょう。そしてその愛のあるセックスを繰り返すうちわたしは生粋のマゾに、お前は生粋のサドに目覚めてしまったわけなんですけどこれって人道的にどうなんでしょう。元々相性は良かったってことなのかな…まぁ悪くはなかったけどね、最初から…って、う、あ、はぁやばい、寒い以外の理由で、ぞくぞく、する。我慢できなくなって、太腿を擦り合わせてもじもじしていたら、獄寺が熱っぽいくせに、わたしのことを思いっきり蔑んだ瞳のまま、「なんだよ、何だかんだ言って我慢できてねぇの、お前じゃん」と冷ややかな口調でいった。は、はやと…ごめん、ごめんなさい、が、いけませんでした。我慢できないの、のほうなんです。はやとが、欲しいよう。

「は、やとぉ」
「大家に聞かれるから、すんの嫌だったんじゃねぇの?…なぁ?」
「ひっ!ん、いや、じゃない、ですう…こえ、がまん、します、から…」
「へえ?じゃ、お言葉に甘えて頑張ってもらっかな。下、脱げよ」
「う、うん…」

あ、あー。やばい、やばいやばいやばい。トランス状態。頭くわんくわん、する。寒いままだし、大家さん、聞かれたら、ほんっとやばいのに。しかも、もう、12時回ってる。こんな夜中に大騒ぎ(しかも普通じゃない)なんか、しちゃったら、マジでアパート追い出されちゃうよ…。しかし残念な事にわたしは非常に若い。若くて元気で、依って獄寺ほどではないと信じたいけどエッチがすきだ。だって、きもちいし。セックスがよくなる一番の方法は、慣れだっていうけど、ほんとそのとおりだと思う。昔だって一応気持ちよかったけど、今とじゃ比べ物になんねぇもん。おたがい、なにがいいのかわかってきたし、獄寺は上手い具合にサドだしわたしはドマゾだし ってあれ何の話してるわたし?さっきから何回くらいマゾっていったわたし?あっちょっと冷静なってきたかも。いける!これはいけるぞ今回は獄寺にあまり翻弄されず大家さんにもエロい声を聞かれたりせず上手い具合に事が運びそうだぞガンバレわたし!とりあえず今は声を我慢して

、オレの舐めて…」

ぶはーっ やばい無理冷静でいるのこれは無理!!えろいよ獄寺こいつ存在がえろいよ第一顔からしてかっこいいのが反則だよね!時々忘れそうになりますが みなさんわたしの彼氏の獄寺隼人くんはとても美形ですほんとしょっちゅう忘れそうになるんだけど!隼人が中途半端にズボンをずらして、少しだけ下着を下げて、と、取り出してくる。えー、えーうそ明るいのに!こんな煌々と明るいのに!ひー恥ずかしい恥ずかしい!しかしもうすっかりハヤト専用にカスタマイズされたわたしは見てるとじわじわーっと口に唾液が溜まってくる。おいしそう、とまではいわんが、ま、まぁ、いやではないですよ…?ということでおずおずと獄寺の足の間に屈みこんで、ねっとりと先っぽから舐める。あ、もう濡れてる。苦ぁい…つか隼人さっき我慢できてねーのおまえじゃんとか言ってたけどお前もそんな我慢しきれてないじゃないか!むかつくやらちょっと嬉しいやらでそのまま深くまでくわえ込んでいく。ふっと…くちのなかがいっぱいになって、歯を立てないようにするのが精一杯だ。舐めたりしたほうがきもちいんじゃないの?といつも思うんだけど、獄寺はこのわたしのくちのいっぱいいっぱい感がどうもおすきらしいので、そのまま顔をゆっくりと上下させて刺激を与えていく。あー、ほんとえろびみたい。えろび。獄寺わたしにお願いすればいくらでもしてあげるんだからああいうビデオ見てひとりでしちゃやーよ。

んんぅ、と銜えたままくぐもった声をあげたら、獄寺が強い力でわたしの頭をわしゃわしゃと撫でた。冷ややかに作られてた表情が、すっかり崩れて、ただただ気持ち良さそうに高揚している。えろい。睫毛が長いから、伏せられてる目だけおんなのこみたいだった。それいがいは、どうしようもなく男なんだけど。熱い息を吐く唇は、今日も乾いていて、笑ったら切れてしまいそう。前髪が、ぺっとりと垂れて、隼人の表情を、益々いやらしくみせる。

「目、えろい、んだよ…ってめぇ、は」

隼人がはあ、はあ、と大きく息を吐きながら、わたしのことを睨む。あ、あ、ほんとえろい。おまえがいっちばん、えろい。溜まってた唾液はくわえ込んだらもっと溢れてきて、ずるずる滴ってわたしのくちのまわりと、あと隼人のを握って動かしてる手と、隼人の奴、自体を酷くぬるぬるにした。わたしの唾液だけじゃない、とおもうんだけどね。隼人は漏れやすいのか、ちゃんと出る前からさきっぽがびしょびしょになる。つう、って涙みたいに伝ってる時もあって、そういうときは、ごっくんもほんと余裕なかったんだなぁ、と思って、うれしい。こういうところも、まぞっぽいよね。わたし。ご奉仕だいすきっていうの?

一度ちゅぽ、と唇を離したら、べたーと獄寺のとわたしのくちびるのあいだに、透明な糸が引いた。獄寺が、それで赤い顔、もっと赤く染めて、わたしのくちびるを、親指で拭う。それをそのまま、さっきくわえてたの、みたいに、ちゅってくちのなかに引き込んで、散々に舐めた。こっちは、ちいさいし、アレに比べたら、細いから舐めやすい。

「ん、ふぁちゅ んむ」
、」
「…はい、隼人」
「やっぱ、今日、おまえが上ンなって。下から、オレも動く、から。」

あたたかくなったてのひらが、わたしの腰を掴んで、そのままもちあげようとする。え、えええ?!ちょ、わたし何にも慣らされてないんだけど!そんな状態でいれられたら、い、痛いってふつうに…!あ、どうだろ。案外、すんなり入るかな。まだぱんつも脱いでないから、今自分がどれくらい準備できてるかわかんない。無理やり起こされた時みたいにやっぱり無理やり膝立ちにさせられて、下着を下ろされてまた抱えられた。あ、うそっ、はや、と?!行き場の無くなった足が、わたしがずっと入りたいなーと切望していたこたつの中に入って、あ、温かいかも、と思ったけど、そんなほのぼのとした思いはあっというまにぶっとばされた。 別の、が、わたしのなかにも入ってきたので。

「ひぃぐ!あ、ああっ、ぃっ あ、くる、し…」
「っく、あ…は、熱っ…」
「ん、くうう!あ、はぁっ、や、やぁ…入っちゃう…」

いれてん、だよ。ばか。って、低く耳元で笑われる。あ、あ、無理!ぞわわ、とまたしても鳥肌がたって、(わたしの肌は鳥肌が消えたり立ったり忙しい)おへその辺りまで深く、どっぷりと入り込んでくる隼人に、気を失ってしまいそうになった。ひ、い、あ…っきもち、いい…。くちのなかにいれたときとはまたちがう、みっちりとした感覚に、腰がひくつく。したから動くって言ったのに、全然動いてくれないで、目を閉じて眉間にしわなんか寄せてる隼人にいらだったから、そのまま頬っぺたを掴んでキスしてやった。びくっと、中で隼人のが震えて、どろどろ溶けそうになる。パーカーもトレーナーもきたままの、隼人の胸を弄って、ぐりっとちくびを引っ掻いたら、「くあっ」って奴が呻いた。動け、早く動け!ねぇ、死んじゃう。このままじゃ、わたし、よっきゅうふまんで、しんじゃう、の。だから早く動いてぐちゃぐちゃにしろバカ寺隼人!!

「お、ま…に、すんだ、タコ!」
「はやっ…はやと、動いて、よぉ。つらい、んだから、ぁ う、ひっく」

言いながら、何故か涙がぼろぼろでてくる。感極まって?違うな、なんだろ。あんまりにも気持ち良いのに中途半端だから、体が警告を発しているのかもしれない。このままじゃあなた、死にますよ。みたいな。うんほんとしにそう。

「どーやって、動いて欲しいんだよ」
「ば かぁ、何で、わかんないの。ぐちゃぐちゃって、もう、いや。はやと、きらい…」
「……おい、。可愛い」

ぐっ、と、急に腰が突き上げられて、めちゃくちゃ大きな声が出た。あ、あああ!もう、いっちゃいそ、お。一回だけしか動かれてないのに、どくんどくんとなかが脈打つ。わたしの唾液か隼人のちょっと出ちゃったのかやっぱりわたしの愛液かわかんないけど、動かされるたび、ぐっちゃぐっちゃと大きな音がする。声もだけど、こっちも聞こえちゃうかもしれない。恥ずかしい、恥ずかしくて死にそう、だけど、不規則にわたしをつきあげたり、ぐちゃぐちゃにかき回したり、ゆっくり舐めるように動いたりする隼人にほんろーされて、それどころじゃ、なかった。あ、もう、だから、わたし、ばかになっちゃうんだって、ば。隼人の背中がぶつかるから、こたつがガタガタいっている。壊れないかな、心配だな。ぎゅうっと力の限り隼人にしがみついてる間にも、体がぽんぽん、ボールみたいに上下させられて、吹っ飛びそうだ。縋りついた耳元で、延々と喘がされる。鬼畜め。

「い、いあ、いっ ひ!あ、んぁ、うふっ!く、アっい」
「ん いっ…えろ…、中、い、っか?」
「っう、あ!ああっ!ごく、ごっくん!いい、いいからぁ、ああっ!」
「  う、 っく」

どぶ、と、おなかんなかが、めちゃくちゃあったかくなる。はあ、ああ、漏れちゃう…はああ…。お互いにぐったりして、きゅうって抱きしめあう。…中、出しちゃったよ。いいのかな、これ。どうしよう、獄寺ジュニアが出来たら…そのときはわたしも獄寺になればいいか?抜かないで、中途半端にいれたまましばらくじーっとしていたら、どろーっと獄寺の出したの、が、重力に従って生真面目に零れてきて、獄寺のズボンを汚した。う、うわー…お前なんでさっさと抜かないのだからズボン汚れちゃうんだよ獄寺…これ事情しらないひとがみたらただひとりで発射しちゃってズボン汚したひとみたいに見えるよ獄寺…。黒いズボンに白い汚れ、って、めだつな…。

「…よごれ、た…」
「ばか、でら…。抜かないから、だよ。は、でろ、って、出てくる…獄寺、出しすぎ」
「るせ。中だから、いつもより張り切ってんだよ。これでオレのガキ作ってやる」
「あ、そー…はりきってたのね。どおりで………あれ今なんて言った隼人?」
「これでお前とオレのガキをつくる」

ぎゅう、と、頭に腕、回されて、強く抱きしめられた。え?!え。えええ?!ちょ、待って、そういうのってこういうのいれたままどろどろ垂れ流しながら聞いていい話しなのかな?!ご、ごっくん?!きみ、もっとロマンティックなシチュエーションはおもいつかなかったの?!

「ちょ、隼人?!それどういう、」
「あ?だからさっきからいってンだろ。大学やめろ。オレの家なら家賃はタダだ。を愛してる」
「えっ最後のそれ言った?!わたし聞いてなかったかも!」
「だろうな、今言った」

にかあ、って隼人が笑う。う、てめ、笑顔がかわいらしいぞ。なにこの期に及んで可愛らしさアピールとかしようとしてるんだ。ときめくじゃないか。まぶたにキスをされて、おなかを、大事そうに撫でられる。てのひらはもう熱いから、あたたかくてきもちよかった。

「ま、どっちにしろガキが出来たら逃げらんねーからな。出来て無くてもにがさねぇけど」
「え、う、うそっ?!わたし今ので運命決まっちゃったの?!一生十代目にお仕えするコース?!」
「はぁ?馬鹿か。お前みてーな弱っちーの十代目のお役に立てるわけねーだろ。こっちから願い下げだっつーの」
「はああ?!じゃあわたし一生なんの仕事して生きていけばいいのよ?!無職?!フリーター?!ニート?!」

「だから、オレの嫁さん」

※お母さんは大学を卒業する前に就職先が決まったようです




君の




サディスティック


終電できみのいえにかえるってばいけぶくろ!(フリーですのでご自由に持ち帰りください!)(りゆさんリクありがとうでしたー!)20061128 ナナ